妖怪巡り
最近、写真にある「これからの公立美術館の在り方についての調査・研修報告書」(2009年 財団法人地域創造)というのを読み勉強しています。
今期第1回定例会でも美術館のあり方について議論がされていましたが、美術館の運営については今期の教育福祉常任委員会や総務常任委員会でも議論されるであろうと思います。
そこでこの報告書を見つけて読みだしたのですが、全国的にも公立美術館の運用というのは苦慮しているようです。
その多くはコレクションの方向性が似ているようですね。
この報告書を読んで考えさせられたのが、冒頭の「公立美術館と地域・人々のきずなを深めるための10の問題提起」という点で、首長と館長・学芸員の方々に対するそれぞれ10の問題提起がされているのですが、これは市議会議員にも言えるかもしれません。
少しこの問題的に沿って行動していきたいと思っているところです。(これは美術館に限らず、他の活動にも生かしていきたいと思います。
興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
さて、この報告書で課題解決手段の一つとして美術館同士の機関連携というのがあげられているのですが、現在横須賀美術館で行っている『日本の「妖怪」を追え!』ではこの美術館同士の連携が実現しています。
日本橋の三井記念美術館で開催されている『特別展「大妖怪展~鬼と妖怪そしてゲゲゲ」』とそごう美術館で開催されている『福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪画大全集』との相互協力です。
他館の妖怪展を観覧した半券を提示すると観覧料が割引されるそうです。
そして、3館全ての妖怪展を観覧すると、各館先着200人に「YOKOSUKA軍港めぐり」の乗船券がプレゼントされるそうです。
この暑い夏を美術館で妖怪展を見て涼しく過ごしてみてはいかがですか。
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