下関市上下水道局
こんばんは。西郷宗範です。
会派視察の最終日は下関市上下水道局…
下水道使用料及び水道料金の改定についての視察です。
横須賀市もいよいよ来年の10月に下水道料金の改定を予定しています。
そこで、今後の審議をスムーズにするため料金改定に至った経緯、改定率の算出方法、市民への周知方法及び時期などを調査しました。
下関市は平成20年6月に下水道料金を改定また平成23年4月には水道料金を改定しました。
平均改定率は下水道料金が18.08%、水道料金が15.08%…
かなりの上げ幅です。
視察に伺うまでは市町村合併や高度処理化による設備投資などが増えたのかと考えていました。
しかし、下関市では下水道料金の改定はそれまで4年ごとに行っており、その上げ幅は同様の20%前後…
目的は一般会計からの繰り入れを減らすことだそうです。
そして、本来であれば昨年も値上げの予定でしたが、水道料金が平成8年の値上げ以来15年ぶりに値上げされたばかりということもあり、据え置きとなっています。
周知については意外と短期間で行われていたのが印象的です。
これには普段からどれだけ下水処理などに費用がかかっているかということを周知していることなどが影響しているようです。
上水道にしても下水道にしても我々が生活するために必要不可欠なもの…
どのように処理され、どれくらい費用がかかり、資金がどれくらい不足しているのか…
常日頃から市民に周知することも必要です。
今後はぎりぎりまで改定をせず、大幅な改定をするよりは、定期的な見直しというのも視野に入れておかないといけないかもしれません。
きょうは目的とした内容よりもさらに踏み込んだ質疑を取り交わし、いろいろと参考になる点が多くありました。
詳細については報告書で…
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