昭和の町

2013-10-09

こんばんは。西郷宗範です。

きょうは明日の全国都市問題会議出席のため大分に来ています。

朝9時30分からの会議のため前泊が可能なのですが、ただ会議出席のためではもったいないと、豊後高田にある昭和の町を視察しました。

この昭和の町、がんばる商店街77選にも選ばれており、まちづくりと一体になった商店街です。

文字通り、昭和をテーマとした街並みになっており、昭和30年代ごろの街並みを再現しています。

正直なところ行くまでは作られた街並みなのかなと思いましたが、実際は異なりました。

確かにシャッター通りになっていた時期があったそうですが、行政、商工会議所、商業者の三位一体でとりかかり実現したものだそうです。

古くから営んできた商店はそのまま、空き店舗となっていた商店は新しく駄菓子屋などを開業してもらうなどして、より昭和30年代に近い街並みを実現しています。

古い建物が残っていたことも利点だったのでしょうね。

  

写真でもわかるとおり実際には普通の商店街です。

しかし、人が集まる商店街になったのです。

実際、この商店街の入り口にもなっている昭和ロマン蔵は米蔵で、ここにある駄菓子屋夢の博物館の館長のおもちゃコレクターの小宮裕宣氏に関しては、商工会議所の職員が福岡まで5年近く足を運び、口説き落としたそうです。

ここが起点となり、商店街が再生していったそうです。

残念ながら水曜日は休みの商店が多く、活気は少なかったのですが、開いている商店から「いらっしゃいませ」という元気な声が…

また、どの方も気さくに質問に答えてくれました。

まさに「お・も・て・な・し」を感じる商店街でした。

横須賀には同様の再生ができそうな商店街というのは思いつかないのですが、かろうじて若松マーケットなどは視点を変えればできるのではないかと思います。

懐かしいものというのは人を呼ぶ力があることを改めて感じました。

そういえば、EMクラブのベンチは解体当初はショッパーズプラザに展示されていましたが、今はどうなってしまったのでしょうね。

大分県自体も「おんせん県おおいた」のキャッチフレーズが商標登録される見込みとなったばかり。

見習うべきところがいっぱいありそうです。

明日からの会議も頑張ってきます。

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