包丁供養大祭

2013-05-05

こんばんは。西郷宗範です。

きょうは走水神社で包丁供養大祭が開催されました。

昭和47年11月6日に走水神社に建立された包丁塚…

その後、毎年5月に供養祭を開催し、5年に一度大祭を開催し、今年は40周年を迎えました。

この包丁供養祭には県内各所から調理にかかわる方々が来られます。

なぜ走水の地に包丁塚が建立されたかというと…

日本武尊らが上総へ渡航の際、走水の御所ヶ﨑の小庵で海上の風波が治まるのを待っていました。

この小庵の主は、何かと日本武尊たちの世話をしていましたが、ある時、蛤の膾を食膳に供え献じたところ、とても喜ばれて、小庵の主に大伴黒主(おおとものくろぬし)という名を与え、都に帰る際に連れて行かれたと伝えられているそうです。

これは「三浦古尋録」に記載されているということです。

包丁塚建立には様々な候補地があったようですが、この話に基づき走水の地に包丁塚が建立されたそうです。

式典は厳かに行われ、雅楽奉納や四条古流包丁式、居合 剣舞 試し切り奉納なども行われました。

  

四条古流包丁式は昨年もご紹介しましたが、手を使わずに魚をさばく伝統の包丁式です。

ことしは席が近かったこともあり、じっくりと見せていただくことができました。

こうした伝統的な文化が横須賀で行われていることを誇りに思い、また、伝統文化を守っていくことも我々の務めであると改めて感じさせられます。

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