70’sバイブレーション
こんばんは。西郷宗範です。
横須賀美術館で行われている企画展「70’sバイブレーション」に行ってきました。
今定例会で様々な議論の基となっている横須賀美術館における企画展ですが、まず議論の件については置いておいて「70’sバイブレーション」の感想について書かせていただきます。
結論を言うと私はこの展示内容については好きです。
かなり夢中になって見させていただきました。
特に70年代のレコードジャケットの陳列…
かなり懐かしいものもありましたし、CD版で持っているものなどもありました。
私の世代ですと欲しかったレコードでも購入できるような年齢ではない(小学生がアルバムを変えるようなお金は当然持っていません)ので、非常に貴重なコレクションという感じがしました。
買える世代になった時はすでに廃番だったものも多いのではないでしょうか。
アーティストの写真やポスター、衣装なども貴重なものを見せてもらった感じがします。
特にグループサウンズマニアの私としては、ゴールデンカップスのアルバムやザ・タイガースの初期メンバーのポスターなどは貴重でした。(実際これらは1968年頃のものなので正確には70’sではないのですが…)
若い人たちは俳優の岸部一徳さんがザ・タイガースのメンバーでサリーと呼ばれていたことなど知らない方も多いのでしょうね~。
あと、当時のエレキギターなども置いてあるのですが、そこに加山雄三さんやザ・ワイルドワンズの島英二さんのサインと思しきものがあるのですが、本人のギターやベースなのかが定かでない…
いずれにしても初期のヤマハSGシリーズなどでなかなか見ることができないものであるのは確かです。
そういえば、アルバムの中にはCAROLやCOOLS(第2期クールス・ロカビリー・クラブの頃と思われる)などもあり、やはり根強いファンがいることが分るカッコよさが感じられました。
また、ザ・フォーク・クルセダーズのファンの方たちには貴重な「イムジン河」のジャケットデザインなども展示されているのでぜひ見ていただきたいと思います。(イムジン河がなぜ貴重かという点については当時の時代背景なども含めぜひウィキペディア等で確認していただきたい。)
ちなみに、中高生のころ映画のパンフレットの収集家であった私は、展示の中にある映画のパンフレットはほぼ持っているというおまけつきでした。
その他にもマニアにはたまらない貴重なものがいっぱいありました。
と、感想はここまでとして、この企画展がかなり年代的に絞り込まれているというのは事実です。
同じ世代の人が行ってもその感想はかなり異なるのではないかと思います。
これは男女の感覚でも違うものではないかと思います。
一つ言えるのはかなりマニアックなのではないかということ。
私のようにグループサウンズのファンであり、ザ・フォーク・クルセダーズなどもよく聴く人にとっては、年代的にはぴたりとはまっていなくても興奮する企画展ではありますが、そこを外れてしまうとかなり否定的になってしまうかもしれませんね。
ただ、1968年ごろから1979年頃に中学生、高校生、大学生だった人たちには何かしら懐かしさがあるのではないかと思います。
特にこの世代の方に見ていただきたい企画ですね。
最後に、現在議会で議論となっている点について…
契約方法などその過程において法令順守は原則であり、現在顧問弁護士の見解を求めているところですので回答を待ちたいところです。
ただし、一点指摘しておきたいことがあります。
あえて名前は出しませんが、美術館は写真撮影は原則禁止であるにもかかわらず、展示作品を含む写真を市の広報ではない個人のブログに掲載している方がいることは重大な問題であると考えます。
それをだれも指摘しないのもいかがなものかと思います。
些細なことかもしれないが、こうしたことがコンプライアンスの欠如につながることになりかねないということだけは指摘をしておきます。
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