農業委員会研修
こんばんは。西郷宗範です。
きょうは農業委員会の研修でした。
横須賀市、三浦市、葉山町の農業委員が集まり、研修を行いました。
講師は農業技術センターかながわ農業アカデミーの就農企業参入課の方々…
新しく農業を行うにはどうすべきかという研修です。
農業を行うには様々な法律により縛られています。
これは我々の食をつかさどる農業を維持するために、農地の売買や転用による乱開発などで農地の減少などを防ぐためです。
一方で、どこでも農地にできるわけではないので、気軽に農業を行うことはできません。
もちろん家庭菜園などとは違い、消費者に販売することが農業の目的ですので、簡単にできてしまっては困るのですが…
昨年、就農した人、つまりは農業を始めた人は155人。
そのほとんどは農業者の子息が家業を継ぐというものです。
しかし、最近は新たに農業を始めたいという人も多く、昨年横須賀市でも2件の農家が誕生しています。
また、企業の農業参入も県内では結構あるようです。
農業を行うには農業を行うに足りうる知識があるか、農業を続けられる資金があるかなどの資格が必要となります。
条件に適合していないと農地を購入したり借りたりすることもできないということです。
商品として売り出すわけですから、当然きちんと作れなければなりませんし、また、病虫害などを発生させて近隣の農地を汚染させたりしても行けません。
家庭菜園などで簡単に作れたからといって、同様にできるものではないようです。
そうした知識を学ぶには農家で修行する。(後継ぎなどはこの方法が多いようです。)
また、農業アカデミーのような学校に行って勉強してくるという方法などとなってきます。
知識は専門の大学などでも学べますが、農業アカデミーの異なるところは実地による演習などが中心になるようです。
この学校では生産から販売まで、また、必要な資格が取れるような講習も行われているようです。
きょうは新規で農業に従事する大変さを実感しましたが、新規就農者の成長には周りの農業者の協力も必要なのだなと感じました。
農業委員の重要性を改めて実感したきょうの研修…
きょうは横須賀の野菜が食べたいと、夕食には横須賀産のキャベツをたらふくいただきました。
やはり地元の野菜はおいしいです。
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