ペリー測量図?
こんばんは。西郷宗範です。
今日のニュースで海上保安庁の東京都中央区の施設から、日本初の海図に使われた水深図や旧日本海軍の機密海図などの歴史資料が大量に見つかったというのがありました。
その中にはペリー測量図などもあったとか…
ちょっと興味を持って調べてみると、ペリーは完璧主義者で、前任者が失敗した日本開国を繰り返さないため、8か月も慎重に時間をとって遠征準備を進めたそうです。
航海に必要な海図は鎖国していた日本と唯一交渉のあったオランダから、3万ドルの大金を支払い入手したとか…
そして、ペリーの日本遠征隊は日本開国の単なる外交使節団ではなく、学術調査団の性格も兼ね備えていたそうです。
ペリーが調査した内容は、その後、いろいろな面で役立ったそうです。
例えば、沖縄戦で破壊された沖縄本島中部の中城城址(2000年に首里城と共に世界遺産登録された)を戦後に復元修理した時に、ペリーの島内調査隊が作成した城址の図面が参考資料として役に立ったそうです。
ペリーは横須賀ではどんな調査をしたのでしょうね…
もしかすると、アメリカに当時の横須賀の状況が記されたものがあるかもしれませんね。
興味深いです。
話は戻りますが、水深図などの歴史的資料は5階倉庫にあり、海洋情報部の移転に伴い資料の整理を行っている中で発見されたそうです。
まだまだ眠っている貴重な資料はいろいろなところにあるかもしれません。
一般質問で私ほか、いろいろな方が再三質問している軍港博物館…
こうしたニュースがあると、やはり考えてみたいですね。
何かきっかけがあれば、貴重な資料が見つかるかもしれません。
横須賀にもいろいろな宝が眠っているのではないでしょうか。
←一日1クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村
最近のコメント