勉強会

2011-11-02

こんばんは。西郷宗範です。

今日は新人議員で勉強会を開きました。

内容は予算について。

行政の会計は単式簿記のため、わかりづらい点が多く、また、資料の見方も一筋縄ではいかないというのが昨日まででした。

予算についても、まだまだ先の事と侮っていては、何もわからないまま迎えてしまう可能性も否めません。

そこで、財政部にお願いし、横須賀市の財政状況や予算書の見方など、基本的なところから勉強させてもらいました。

それにより、これまで疑問に思っていた点が、何点か理解できました。

例えば、なぜ市債が発行されるか。

今作っているものを、将来にわたって使用する場合、我々の世代だけが負担をするのはおかしいという考え方からのようです。

将来使用する人たちにも同様に支払ってもらうために、市債を発行し分担していくということだそうです。

確かに一理あるのかもしれません。

ただ、私も選挙時に、「子、孫の世代にまで借金を背負わせていくのか」というようなことを訴えました。

では、どうしたら良いのか。

非常に難しい問題だと思います。

現在、歳入は減っている。

人口は減りつつあるのだから、当然市税も減っていきます。

それに比べ、高齢者人口は増え、社会保障費はどんどん増え続けている。

今現在、基金を取り崩しやりくりを行なっていますが、この基金取り崩しを抑制しなければ、近い将来破たんもありうるかも知れません。

市民サービスを低下させずに、単年度の収支バランスを改善させるというのは、なかなか一筋縄ではいかないものです。

今後は、今日勉強したことを踏まえ、アイデアを出し、市の財政事情にも貢献してきたいと思います。

もちろん、必要以上に子や孫の代まで借金を残させないというのは変えないでおこうと思いますが、分担の意識は頭に入れておきたいと思います。

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