古墳発見!
2011-10-04
こんばんは。西郷宗範です。
横須賀には数々の古墳や貝塚等がありますが、特に平作川流域というのは非常に多いです。
というのも、縄文時代前期は久里浜付近は古久里浜湾という内海になっていたからです。
この湾を望む周辺の小高い丘に三浦半島の縄文人たちが集落を作っていたことから、その周辺に古墳や貝塚が多いとされています。
そして、そんな地域からまた新たな発見が…
先月9月16日に、市立久里浜中学校武道場建設に伴う埋蔵文化発掘調査において、古墳時代のものと考えられる石棺墓と、その中から埋葬状態のままの人骨が発見されました。
その後、検出作業を行い、胸部から足先までの遺存を確認したそうです。
遺跡名は、八幡神社遺跡…
この遺跡では、3基の古墳が発見されており、遺跡の南側には「琴を弾く埴輪」が出土した蓼原古墳があります。
今回の石棺と人骨は、古墳時代(1700~1300年前)と推定され、古墳時代の石棺墓から埋葬状態の骨格が良好な遺存状態で発見された事例は、少なくとも神奈川県内で初めてだそうです。
昔の三浦半島、どのような人たちが生活し、どのような文化を作っていたのでしょう…
非常に興味深いですね。
そして、この遺跡の見学会が行われるそうです。
[tip]10月8日(土)10:00~12:00.13:00~15:00
市立久里浜中学校(久里浜2-11-1)
※駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください。
開催のご案内はコールセンター(046-822-2500)[/tip]
←応援よろしくお願いします。
にほんブログ村
最近のコメント