横須賀探索(安房口神社 編)

2013-12-30

こんばんは。西郷宗範です。

きょうの横須賀探索は神社シリーズ第2回…

吉井にある安房口神社です。

安房口神社は三浦半島では最古の神社ではないかといわれています。

磐座(いわくら)信仰という古い形を保っており、安房国洲崎明神(千葉県館山にある神社)に竜宮から献上された大きな石が二つ置かれており、その一つが安房大神太玉命の御霊代として東国鎮護のためにこの場所に飛んできたといわれています。

そういういわれからか、安房口神社のご神体の直径40センチ程の穴は安房の国の方を向いているそうです。

しかし、いろいろ調べてみると、もう一つ説があり、安房口神社のご神体と洲崎神社のご神体は阿吽で対になっているという説もあるそうです。

いずれにしろ、東京湾の要所、浦賀水道をはさんで磐座のご神体…

何かありそうと考えさせられます。

こうした興味から歴史などを紐解いていくのもいいのかもしれませんね。

安房口神社の周囲は10数年前に開発され、閑静な住宅街として開けていますが、神社はまさに鎮守の森…

 

小高い山は木々に覆われ、夏でも涼しげな様相を呈しています。

 

 

参道を上がっていくとそこには飛来したといわれる磐座が…

この神社のご神体は昔から安産の神様として信仰されており、鎌倉時代には源頼朝の妻、北条政子も安産祈願に参拝したといわれています。

8月に行われる祭礼では御神楽なども奉納され、伝統を感じさせられます。

歴史を探りに一度参拝してみてはどうでしょうか。

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