日本の「妖怪」を追え!
こんばんは。西郷宗範です。
昨日、横須賀美術館で開催されている『日本の「妖怪」を追え!」を見てきました。
当然、展示されている作品を見るというのもあったのですが、お盆期間中の来場者がどういった方々なのかを見るという目的もありました。
これは先日ご紹介した「これからの美術館のあり方についての調査・研究報告書」(財団法人地域創造)で首長や館長・学芸員に投げかけられていた問題提起を私も実践してみようという趣旨…
今回の企画展は妖怪という若い世代にも興味のあるような内容…
そのせいか若い世代、20代や30代とみられる方が多く来場されていました。
展示作品に水木しげる氏の作品があるのも若い世代の来場者を増やしている要因でしょうか…
また、葛飾北斎の作品なども年代層を広げている要因かもしれません。
また、気になったのがボードやメモ帳を持って観覧されている10代から20代くらいの方が多かったことです。
おそらく美術部や美大生といった学生さんたちなのではないでしょうか。
作品的には勉強になる作品ばかりです。
さらに、子ども連れの方々も数組…
やはり観音崎周辺は若い世代に人気のある観光地…
ターゲットとしてはこの世代に興味があるような展示や企画展というのがよいのかもしれません。
美術館を出た後、市役所でヒアリングを予定していたので、教育長とも懇談させていただきました。
そしてこの日感じた内容をお話し、総合高校の美術部の方々にどんなものが見たいのかアンケートを取ってはと提案…
私の考え方としては美術館は集客施設である以前に教育施設であると思います。
ですから、身近な市内の学生が見たいものを展示するというのも一つの手ではないかと考えてみました。
美術館の運営は今後も課題になっていくことだと思います。
今後も横須賀美術館のあり方について考えていきたいと思います。
企画展『日本の「妖怪」を追え!」は9月1日(日)まで開催されていますので一度ご覧になってはいかがでしょうか。
この企画展は三井記念美術館、そごう美術館と相互割引も行っています。
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