爆発事故
こんばんは。西郷宗範です。
きょう14時10分ごろ南処理工場粗大ごみ破砕機棟で爆発事故が発生しました。
ごみの持ち込みに来ているお客様と工場職員に負傷者はありませんでした。
また、焼却プラントは爆発の影響による緊急停止はなく、来週以降の燃えるごみ、粗大ごみの受け入れについては通常通り行われるそうです。
南処理工場の破砕機は回転破砕機を採用していますが、回転破砕機は高速で投入された廃棄物を叩いて砕くため、金属類が混入していれば火花が散ることもありますし、火災や爆発などのリスクはついて回ります。
そのため、破砕機は防爆仕様になっています。
爆発が起きた場合、爆風は上方に逃げますので、今回破損した防爆シートは爆風を逃がすための構造になっています。
当然、破砕機への影響は最低限になるように設計されています。
今回、破砕機のダクトやコンベアなども破損していますので、修理に多少時間がかかるのではないかと思われます。
実際、爆発も火災の一種ですので、消防や警察の許可が出るまでは運転もできません。
今回の原因はまだ調査中ですが、破砕機内で起きていますので、可能性は可燃性ガスの混入や粉じん爆発などが考えられるでしょう。
粉じん爆発はかなり可能性は少ないと思いますが…
今回は人身に被害はありませんでしたが、きちんとごみの分別を行わないとこのような事故は起こりえます。
当然、破砕前に選別確認なども行っていますが、袋などに入っていると見落としたりする可能性は否定できません。
きちんとごみの分別は守っていただきたいと思います。
特に可燃性のものは分別方法に従い処理をするか、処理方法が分らない場合は市などに確認をとるようにしましょう。
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