高等工科学校卒業式
3日連続で数字の入ったタイトル…
それも一桁ずつ100、1000、10000と上がっていったので、きょうは十万のタイトルを考えてみましたがさすがになかったです。
ということで、変なこだわりで1日遅れのブログとなってしまいましたが、昨日行われた陸上自衛隊高等工科学校の卒業式について…
3年前(平成22年)に少年工科学校から高等工科学校へと名称を変更し、学生課生徒としての初の卒業式…
高等工科学校としては1期目の卒業式ですが、期数は少年工科学校から引き継いでいますので第56期となります。
そして、昨日の卒業式で新築された講堂の初披露…
昨年までの体育館とは違い、ひな壇状の新しい講堂では、卒業生の姿が近く感じ、保護者の方々もご子息の雄姿をまじかに見れたのではないでしょうか。
体育館とは違い、生徒たちが立つときの床の振動は味わえなくなってしまいましたが、新たな楽しみが増えた感じです。
講堂での卒業式は卒業証書を授与されるとき、階段で壇上に上がるのではなく、スロープで上がる形になっています。
生徒たちが並んでいるスロープと反対側で、教育区隊長が生徒の名前を呼びます。
それぞれがほぼ正対した形で名前を呼ぶのですから、教育区隊長の感動もひとしおではないかと推察しました。
ここでポイントは名前を読み上げるのではなく、顔を見ながらフルネームで呼んでいるというところですね。
目を見ながら呼ぶことで、何かを語りかけているようにも感じました。
そして、最近はなかなか味わえない「仰げば尊し」の斉唱…
2番の歌詞が敬遠されているらしく最近は歌われなくなっているようですが、やはり日本の卒業式という感じがしました。
卒業式の後は在校生の送別パレードや祝賀飛行、ドリル演技となり、在校時は自らその隊列の中にいるので見ることができなかったものを、改めて卒業生たちも盛り上がっていました。
多分、まじまじと見るのは入学時以来なのではないでしょうか。
午餐会では家族も交えての会食…
私の前に座ったのは卒業後は防衛大学に進む生徒とその家族でした。
今年は4名が防衛大学に進むということでした。
ほとんどの生徒は陸曹教育隊へ進み、教育訓練を受けます。
進路はそれぞれですが、これからも険しい道…
高等工科学校での3年間を糧にさらに頑張ってもらいたいですね。
どのご家族の方たちも嬉しそうな顔…
きっと、彼らもその顔を忘れず、それぞれの道を歩んでくれると思います。
卒業おめでとうございました。
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