名古屋市視察
2012-10-21
遅くなりましたが、先日の視察報告の続きです。
視察3日目は名古屋市上下水道総合サービスの視察に行ってきました。
横須賀市でも(仮称)よこすかウォーターサービス株式会社のに取り組もうとし、議会承認後に市長側から断念という結果になった経緯があります。
私は当初から問題点の多さから否定的な立場をとってまいりましたが、では実際に株式会社として運営している水事業体の実態はどうなのかというところは見てみたい気はしました。
今回視察した中では、事業形態なども横須賀市で考えたものとはかなり違うようにも感じましたし、名古屋市の場合は元々あった財団法人水道サービスの後継という形でつくられた株式会社です。
50年近い歴史の中で培わた方式ですので株式会社化されたからといって早々変わるものではありません。
最後に、「公益法人制度改革がなければ株式会社化したのか」という質問をさせていただきましたが、「なければそのままだったかもしれない」という回答でした。
詳細についてはまた後日報告書で記述しますが、根本的な考え方からやり直さないといけないのではない方改めて感じました。
そもそも、水道水のおいしさをアピールすべき上下水道局がミネラルウォーター的要素の強い走水湧水に力を入れてしまっては本末転倒のような気もします。
ちなみに、名古屋市では水道水をPRするため写真のオリジナルカラフェを制作し、市内の飲食店などにも貸し出したり、販売したりしているそうです。
こうしたスタンスから見直さないといけないのかもしれないですね。
今後も上下水道局の財政基盤の回復のため色々勉強していきたいと思います。
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