福山市視察
少し遅くなってしまいましたが先日の福山市の視察報告です。
広島県福山市は人口47万人と横須賀市より6万人ほど多い都市ですが、市域面積は518k㎡と約5倍…
大林宣彦監督の「尾道三部作」で有名な尾道市や「たまゆら」で横須賀でも知名度が上がってきている竹原市なども近いことから、山間の多い横須賀にも似た風景なのかなと思いきや、さすがは中核市だけあってかなりのオフィス街…
そういえば、結構有名企業の本社や工場があることでも有名…
駅前には福山城があり、歴史、文化、自然とアピールの内容は横須賀市とも類似するところもあるような気もします。
福山市では市政要覧の発行を止めて「えっと福山」というガイドブックのような冊子を創刊して集客にも取り組んでいます。
今回福山市では地域ポイント制度の「まちづくりパスポート事業」を視察しました。
横須賀でいうところの「(仮称)市民公益活動ポイント制度」…
福山市では対象を市内の小・中・高等学校・大学等の児童・生徒及びその家族としていました。
どうりで、事前に福山市の友人に聞いてもよくわからなかったのですね。
この制度、将来のまちづくりの主役である子どもたちの意識の向上という点が主体を占めているようです。
活動に応じてポイントがもらえ、250ポイントごとに公共施設の入場割引券やバラの苗、図書カード、映画の無料鑑賞券などが頂けるそうです。
そして、この制度のメリットは予算が余りかかっていないという点…
賞品にお金がかかりそうな感じもしますが、企業等の協力もあり意外とかかっていない…
また、バラの苗は100万本のバラ事業を行なっているため市で育苗していることから、それほどかからないそうです。
そして、100万本のバラ事業が浸透しているため意外とバラを選択する人が多いとか…
将来のまちづくりを見据えた活動というのもなかなか考え付かないことかもしれませんね。
目先にとらわれず子どもたちの教育の中で奉仕の精神を育てていく余裕も必要なのかもしれません。
実際、福山市は「持続可能なまちづくり」を目指しているそうです。
ちなみに、100万本のバラ事業は2016年の市制100周年に達成できるよう頑張っているそうです。
2016年の5月のバラまつり…
100万本のバラの咲き誇る福山に行ってみたいものです。
詳しい視察報告は視察報告書で…
駅で見たこのポスターのインパクトは凄い ホームページも参考になった
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