東京湾でロブスター
2012-09-06
こんばんは。西郷宗範です。
去る7月15日に東京湾八景島沖で通称アメリカンロブスター(アメリカウミザリガニ)が漁獲されたそうです。
外来種のアメリカンロブスターが東京湾で正式に確認されるのは初めてとか…
今回漁獲されたアメリカンロブスターは約30センチの1.2キロのものだそうですが、大西洋で漁獲されるものは50センチクラス…
120センチというものも漁獲されたことがあるそうです。
寿命も100年位あるそうです。
1年ほど前にも小さな個体が揚がったそうですが、今回は三浦市の県水産技術センターに持ち込まれて確認されたそうです。
大西洋に生息するアメリカンロブスターが東京湾で発見される可能性はほぼなく、食用として輸入されたものが放流された可能性もあるとか…
しかし、県水産技術センターの研究員の話では外航船の船底などに幼生が付着してきた可能性も考えられるとか…
よく外来生物の放流などは問題になりますが、やはり生態系への影響は心配になるところです。
アメリカンロブスターは雑食なので、江戸前のおいしい魚介類に影響があってはたまりません。
外航船の船底に付着しというと夢があるようにも感じますが、今後頻繁に揚がると大変かもしれませんね。
今回揚がった個体は横須賀市自然・人文博物館に寄贈され標本になったそうです。
そのうち展示などもされるのでしょうか…
見てみたいものです。
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