シールドマシン発進式
きょうは1工区追浜排水区雨水第1幹線ほか築造工事シールドマシン発進式に参加しました。
非常に長い名前ですが、簡潔にいうと、近年、全国各地でゲリラ豪雨などによる浸水被害が多発していることから、追浜・鷹取地区の浸水対策として雨水バイパス管を造るための工事が始まったということです。
外水による浸水というのは、河川の堤防から水があふれたり、決壊したりして周囲に浸水してしまう現象のことです。
でも、堤防などは過去の洪水などの実状を踏まえ建設されていますので、最近では滅多にあふれたり、決壊したりすることはないでしょう。
今回の工事は、こうした外水による浸水の被害を食い止めるのではなく、内水による浸水被害を食い止めようというものです。
河川流域ですと堤防の高さより低い地域があります。(河川だけに限らずいわゆる水路であれば同様ですね。)
河川に直接放流する形で雨水管などが設置されている場合、河川の水かさが増えてしまうと、放流できずに周辺地域に溢れてきてしまうケースが考えられます。
これがいわゆる内水による浸水というものです。
そこで、このシールド工法により雨水のバイパス管を通して、水の逃げ道を造ってあげようということです。
シールド工法というのは地下にトンネルを掘って、そこに通常のルートとは違う水の逃げ道を造ってあげるものです。
いわゆる、人口の川ですね。
神田川の分水路などの考え方と一緒だと思います。
(専門家ではないので、パンフレットから考え方をイメージしてみました。もし異なる点があったらご指摘ください。)
平成26年3月までの工事で、完成すれば追浜・鷹取地区の安全はより高まります。
こうした工事により安全が保てるというのは、凄いですね。
地下の大迷宮…
見てみたいものです。
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