ブルトラ隊

2011-12-16

こんばんは。西郷宗範です。

今日は上下水道局「災害二輪調査隊」通称「ブルトラ隊」(ブルー・トライアルバイク隊)の練習を視察に行ってまいりました。

逸見浄水場の構内にある練習場で月1度行われているそうですが、急斜面を走り抜けたり、土管や丸太を乗り越えたりと間近に見ると凄い迫力でした。

 

〈隊の発足の由来・活動〉

災害二輪調査隊は、昭和61(1986)年3月に発生した大雪災害による大規模断水で、現場情報収集、連絡が困難であった教訓から、昭和62年(1987)年4月に発足しました。

隊員は、バイクの免許を持つ職員が指名され、普段はそれぞれの職場で通常業務を行なっていますが、月に1回程度の訓練を行ない緊急時に備えています。

(平成23年度現在:隊員数28名、車両数22台)

特に、地震災害時には谷戸や狭い道路の多い横須賀では車の通れなくなる地区も多く発生すると予想されることから、その活動が期待されています。

また、平成16年の新潟県中越地震では小千谷市水道復旧活動に活躍しました。

(以上、視察説明資料から抜粋)

 

今回の東日本大震災時にも、市内の管路調査を3時間程度で確認し、速やかな対応ができたのも彼らのお陰だといってもよいでしょう。

水源を持たない横須賀市にとっては、水の確保は重要で、速やかな対応がなければ長期の断水には耐えられない可能性があります。

100トンタンクもありますが、近くにある地域とない地域があるためこれだけを頼りにするのも非常に心配な側面があります。

防災体制等整備特別委員会でも、当初から注目していますが、これだけの機動力を持つ部隊はなかなかありません。

実際、他市にはこのようなトライアルバイクの部隊を持っている所は現状聞いたことはないそうです。

このような素晴らしい部隊を災害時に活用すること…

今後の特別委員会での課題としたい所です。

職員で構成されているため、災害時には他の職務も人材不足になる可能性がありますが、情報通信網の整備は今後していくとしても、これだけの機動力は他部局では持っていないので、是非、災害対策本部の必要な情報を入手する部隊としての検討をお願いしたい所です。

 

それにしても、凄い技術力です。

隊員の中にはトライアルバイクの大会に参加したり、B級ライセンスを持っている方もいらっしゃるとか…

横須賀市としても誇れる部隊の練習が見れて今日は非常に勉強になりました。

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