シンポジウム

2011-11-13

こんばんは。西郷宗範です。

今日は「第1回横須賀に軍港資料館を考えるシンポジウム」に参加しました。

行ってみると、結構知った顔も何人か見受けられました。

私も一般質問で資料館について触れましたが、横須賀にもこういった資料館は必要と考えます。

必要と考える理由は二つあります。

 

一つは集客という観点。

少子高齢化が進み、人口が減っていく中で、市民の負担はどんどん厳しくなることが予想されます。

そういったなかで、少しでも市の財政に潤いを与える手段として、観光という方法を捨て去ることはできません。

歴史のあるまち横須賀で唯一ぽっかり空いている歴史の紹介が軍港としての横須賀です。

これを穴埋めするにも、やはり歴史資料館としての軍港の紹介。

これが必要なのではないでしょうか。

 

もう一つは、国際都市としての役割です。

軍港というと、どうしても戦争を連想させます。

しかし、戦争のない平和な世界を実現するためには、戦争の資料を風化させてはいけません。

軍港として成長したまちだからこそある資料…

こうしたものを見てもらうことによって、歴史を学び、なぜ過去のようになってしまったのかを考えることも必要だと考えます。

 

今日のシンポジウムの主催者の意図するところとは異なるかもしれませんが、私としてはこの二点を主眼に資料館設置を考えて行きたいと思います。

 

必要なのは、まず資料を集めること。

そして、廃校になった学校でも民間ビルの一室でもいいので資料を展示すること。

最初はハコモノなど作らなくてもかまわないと思います。

こういった段階を経て、立派な資料館がたってくれればなと思います。

今日は、資料館の設置お考える方の色々な意見が聞けて非常に勉強になりました。

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